天晴れな大スター!「ジュリー祭り」@京セラドーム
おそらく、還暦を迎えられたその日、今年6月25日(なんと父の往生した日!)から
この日のために、グッと絞られてきたんだろう。
明らかに締まった顔と、カラダが、本当に美しかった。
何より、とても華やかできらびやかでゴージャスな衣裳が、
これほど似合う人がいるのだろうか、と思うほど、全身がオーラに包まれ
延々6時間以上ものライヴに、そのオーラが途切れることがなかった。
沢田研二。
ジュリーは紛れもなく、この日本を代表する大スターなのだ。
「人間60年-ジュリー祭り」と題されたコンサートは、
そのタイトル通り、彼の還暦を祝い記念する一大イベントだったのだけれど、
まさか、2部構成、全80曲のライヴメニューとは!(@@)
数日前、いきなり舞いこんできたコーラス隊への参加のお誘いを
いきおいで引き受け、コーラスの4曲のみ承知して出かけたドームの朝、
全プログラムが80曲であると知ったとき、心底驚いてしまった。
(15:00からの1部は42曲、30分休憩をはさんでの2部は38曲だ。
普通のコンサートの倍を軽く超えてしまう…)。
けれども、彼はステージの途中、さらりとこんな風に語ってくださった。
歌ってきて41年。60になって、もう「おまけ」の人生だから、
やってないことをやってみたかったんです。
どうなるのか分からないけれど、一度やってみたかった。
26日に全部通しでやったけど、朦朧となりました(笑)。
けれども、真っ白な衣裳(インナーに赤いTシャツがちらり)の1部から
真っ赤な衣裳(ゴールド入りのジャケットがまたジュリーらしい)の2部へ、
彼は息を切らすこともなく、艶やかに美しい声量を衰えさせることもなく、
昭和の美しいナンバーを次から次へと歌い継ぎ、
(阿久悠さんとのコンビ時代の歌謡曲は不朽の名作であることを実感!)
見事に、80曲という超人的なステージを歌いきられたのであります。
天晴れ! 本当に素晴らしく見事で、でもどこか肩の力が抜けた
大人の歌手の存在感をたっぷりと魅せてくださった。
ドームの入りは2万人。観客も、ほぼ大人のドームのステージは、
それでもきわめてシンプルで、ゲストもなく、
ジュリーと彼のバックバンドのみ!だった。
サンキュー! ありがとう! おおきに! ありがとね。
1曲歌い終わるたびに、こんなシンプルなメッセージのみ。
でも、そのシンプルさが、楽曲の美しさと、一世を風靡し、一時代を築き
常に最前線で歌い続けてきた1人の歌手の人生の美しさを
いっそう際立たせていたように思う。
さらに、新曲(「ROCK’N ROLL MARCH」と銘打ったアルバム)まで
フューチャーしてしまう60歳。
いまから30年ほど前の彼は、ビジュアル系のフロンティアで
それはそれは美しい男だったけれども、でも、いまのジュリーのほうが
それ以上にチャレンジングで、チャーミング!だ。
バックコーラスのお役目のために、1部の最後はあきらめ、
2部は花道に出てきたときの彼の姿と、声だけしか拝めなかったワタクシですが、
それでも、一生の一度の大スターの記念すべき一大イベント、
その場に居合わせられたことに、本当に感謝!であります。
歌が好きで、歌うことが好きで、だから歌に愛されてきたジュリー。
本当にカッコいい男。
サンキュー! ありがとう! おおきに! ありがとね。


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